良性腫瘍や
嚢胞の摘出
外来で対応できる良性腫瘍や嚢胞といった病気の治療に対応します。
口の中には歯以外にも歯肉、口腔粘膜、唾液腺、骨などの組織があり、それぞれにさまざまな種類の病気ができることがあります。そういった病気の診断や治療は一般の歯科医院で行うことは難しいのですが、口腔外科専門医の知識と技術、設備のある当院では診断・治療が可能です。
①摘出可能なお口の中の良性腫瘍や嚢胞の摘出術を行います。摘出した病変は組織検査を行い病気の最終的な診断を行います(歯の根の先の炎症など病気が明らかな場合は組織検査を行わない場合があります)。
②大きな腫瘍や嚢胞の場合はまず一部の組織を切り取って検査を行い、組織検査の結果にて治療方針を決めます。検査の結果、特殊な病気であったり、良性でない場合は、大学病院などの高次の医療機関に紹介いたします。
*なお、持病をお持ちの方は、主治医の先生へ病状の問い合わせを行なった後に治療を行いますので、受診当日の治療が出来ない場合があります。
症例 口蓋部の腫瘍を切除した場合
正元のコメント
口の奥に出来物があるとのことで受診されました。口蓋後方部に出来物がありました。臨床診断は乳頭腫で、切除して組織検査を行いました。組織検査結果は「乳頭腫」でした。その後再発なく経過良好です。
患者さまの感想
出来物があったので何の病気か不安でした。手術後の痛みもほとんどありませんでした。検査結果の説明を受けて安心しました。
処置時間と費用
処置時間:約30分(麻酔時間含め)
費用:約7000円(手術、病理検査費用含む、3割負担の場合)
リスクと副作用
術後に腫れや痛みが生じます。乳頭腫の場合は再発する場合があります。